排尿時痛
こんな症状はありませんか?
- おしっこをする時に痛みを感じる
- おしっこの最初に痛みを感じる(排尿初期痛)
- おしっこの最後に痛みを感じる(排尿終末時痛)
- 尿の出始めに軽い痛み、しみるような痛みがある
- おしっこの間中、ずっと痛みを感じる
- 尿が濁っている
- 血尿が出る
- 尿に薄い黄色・白色の膿が混じっている
など
排尿時痛のお悩みは、奈良市にある泌尿器科の専門診療クリニック・きわもと泌尿器科クリニックまでお気軽にご相談ください。ベテランの日本泌尿器科学会専門医が、お一人おひとりをゆっくり丁寧に診させていただきます。
排尿時痛とは?
排尿の時に痛みが起こることをいいます
排尿時痛とは、病名の通り、排尿の時に痛みが起こることをいいます。主に、膀胱や尿道などの尿路で痛みを感じます。排尿の出始めに痛みがあるか、終わりに痛みがあるか、または排尿中、ずっと痛みがあるかによって原因となる病気は異なります。 排尿時痛は成人女性によくみられる症状ですが、男性でも起こる場合があります。また、年齢にかかわらず現れることもありますので、年齢・性別を問わず注意が必要です。
排尿時痛の原因
男性では急性尿道炎、女性では急性膀胱炎が主な原因です
男性の場合、急性尿道炎が原因で起こることが多いです。急性尿道炎は、ほとんどが淋病感染症や性器クラミジア感染症といった性感染症(STD)が原因で起こり、排尿時の出始めに強い痛みを感じます。女性の場合、急性膀胱炎が原因で起こることが多いです。膀胱炎では、膀胱の縮小時に痛みが現れるため、排尿の終わりに痛みを感じます。 そのほか、特に心あたりがないのに腰に強い痛みが出る場合には、尿管結石症が考えられます。排尿時痛を起こす病気は様々ですので、症状をお感じになったらお早めに当院までご相談ください。
50歳以上の男性の場合、特に多いのが前立腺肥大症の症状として現れる頻尿です。稀に膀胱がんが原因で起こることもあるので、注意が必要です。
排尿時痛の検査
比較的簡単に診断できます
頻排尿時痛の診断は比較的簡単で、膀胱や尿道での痛みから診断したり、尿検査で診断したりすることができます。男性の排尿時痛の原因として多い、淋病感染症や性器クラミジア感染症など性感染症(STD)は、外部に尿検査を委託することで診断することができます。性器ヘルペスでも排尿時痛が起こる場合がありますが、迅速キットをご用意していますので、院内にて10分程度で検査することができます。
排尿時痛の治療
主に薬物療法で改善をはかります
排尿時痛は、原因疾患に対する治療を起こって改善をはかります。男性の場合、性感染症(STD)が原因で起こる場合が多いのですが、抗生物質を処方することで、数日で痛みを軽減させることが可能です。女性の多い急性膀胱炎に対しても、薬物療法を中心に行って改善をはかります。